三上順一会長挨拶
 陽春の候、皆様には益々ご精武のこととお慶び申し上げます。


 さて、このたび青森県剣道連盟は定例総会で役員を改選して、令和8年「青の煌(きら)めきあおもり国スポ」に向けて、新しい布陣で臨むことになりました。 これまで、国スポに向けて大会準備組織委員会設立・運営にご尽力下さいました、増田前会長、藤田前理事長両氏のご労苦に深甚な謝意を表します。


 中国前漢時代「史記」を書いた司馬遷が孔子の生地「魯国」を訪れた時に『高山は仰ぐべし 大道は行くべし』と言っています。たとえ行くことは難しくても、それに向って邁進することが大切です。青森国スポも全国からの強豪選手を迎え撃つのですから大変だとは思いますが、地元開催だからと言って特別に気負うことはありません。全国のみなさんに「みちのくの煌(きら)めき」を一閃(いっせん)、示してほしいと願っております。


 これからも剣道をとおして心身を錬磨して、何事も小手先の技を弄(ろう)するのではなく、正々堂々、広々と豊かな心で大道を歩むように心がけましょう。


令和6年4月1日